9月の憂鬱

韓国で大学生やってる人のブログ。日々思うことや生活のこと等を書き連ねます。

大島凪的人間~「凪のお暇」鑑賞~

 

芸人さんのラジオを聴くのが私の数少ない趣味のうちのひとつです。

テレビのないワンルーム暮らしでは音がないと病みそうになるので常にラジオを聴いて寂しさを誤魔化しています。

木曜日になるとCBCラジオ#むかいのしゃべり方をいつも聴いています。(今週から火曜日に移動になりました。)

パンサーの向井さんが毎週のように「凪のお暇」というドラマの感想を熱く語っていたので私も気になってparaviを契約し(契約といっても30日の無料期間で終わらせる気)後追いで「凪のお暇」全話観てしまいました。

 

私、基本ドラマは観ない人間なのでこんなにドラマを一気に観ることはなかなかないんですよね。多分向井さんの熱いトークがなければ観ることもなかったでしょう。

 

ドラマを観ないようにしているというわけではなく、他人に興味がないのでどうしても入り込めないのです…。ベタな恋愛ドラマの展開も苦手だし医療ドラマや刑事ドラマ、ミステリーにも興味が持てず…。共感能力が低いんですかね?

 

その点、「凪のお暇」は二人のイケメンに挟まれて揺れるという少女漫画的展開はあるものの話の芯はそこではない、というところが個人的に面白かったところではあります。

 

一言で言えば人間成長ドラマ。

主人公はいつも周りの空気を読み言いたいことが言えない28歳OLの大島凪。

(なんとなく自分と重なるところあります。私はこのまんま28歳にはなりたくないな…。)

そんな大島凪が自分を変えるべく会社を辞め立川のボロアパートへ引っ越し人生をゼロからリスタートさせるというお話です。

引っ越し先のボロアパートの個性豊かな住民達、ハローワークで出会う癖の強い()女性、前の会社で付き合ってた自分勝手だけど社内や家族の前では空気読みまくりの元彼、等などと繰り広げる面白ストーリー的な。

 

私は8月の頭にこっちにきて新たな(?)生活を始めました。

とは言っても1年間交換留学で過ごした学校だし交換留学時代に仲良くなった友達もいるので凪とは随分状況は違うのですが、自分を変えたいという目標を持って来たという意味では少し似たようなものを感じたのです。

 

おまけに…

・言いたいことが言えない

・他人に興味がない

まさに私です。

 

他人に興味がないから人との会話のキャッチボールが上手くいかないんですよね。

初対面の人と話す時、普通なら気になって質問するでしょ!っていう項目が全然浮かばない…会話続かない…最終的には相手に「なにか気になることないですか?」って言わせてしまう始末…。どうにかしたいです。

 

それでも他人に興味がなくても人と繋がっていたいてなんなんだろう?寂しいから?友達いないと思われたくないから?人脈を広げて得をしたいから?と自分の中で哲学を繰り広げる今日この頃。

 

きっと他人に興味が持てれば世界が広がって一層人生が豊かになるんだろうなと漠然と想像はしています。

他人に興味を持つにはどうしたらいいんだろう?そもそも努力して興味って持てるもんなのか?

 

私的には連続ドラマに興味を持って全話鑑賞できたというだけで大きな一歩なのですが。

ただ現実はやはりドラマのようにはいかないものなのです…。

日本で一人暮らししたことないのでわからないけれど、こちらはマンションの住民との交流なんてゼロです。挨拶どころか、もはやお隣に住んでる人の顔も知りません…。多分学生だとは思うけど…。アパートやマンションのお隣さんと始まるラブロマンス…当たり前だけどないっす(泣)