【日韓の教習所】いつまでも免許が取れない話
多分世の中にはふたつの種類の人間がいます。
1つは、車を運転していい人
2つ目は、車を運転してはいけない人です。
そして私は後者です。
去年の2学期目、1年間の交換留学で韓国にいたわけですが、でも授業も週に5つしかとっていないので週3しか学校に通っていませんでした。暇で暇でさらに当時の私は失恋後のメンタルブレイクが来ており、このままでは本当に狂ってしまう、なにかしなければと思い、とりあえず教習所に通うことにしました。
その教習所には先にルームメイトが通っており、彼女は風のような速さですべての試験に一発合格しあっという間に免許を取得していました。
韓国の教習所は日本の教習所とはまるで違います。流れを簡単に説明すると
1.学科教育(3時間)
内容は韓国の車の事故映像を延々と流すバラエティ番組(?)を3時間観ます。
3時間を1時間ごとに区切って別の日にわけてもいいのですが大抵の人は面倒なので3時間ぶっつづけで観ます。私も一日にまとめて観ました。
2.場内技能教育(4時間)
教習所内での運転練習になります。
まずは車の基本的な操作方法について学びます。
ウィンカー(方向指示器)の操作方法、ワイパーの操作方法、シフトレバーの操作方法、サイドブレーキの操作方法等です。あとはブレーキとアクセルの位置。基本的にはそれくらいだった気がします。まじでそんくらいです。運転前にバックミラーを見やすい位置に合わせるとかそういう細かい部分には触れません()
その後は、場内をぐるぐる回って坂道や駐車や加速などを練習します。たしかS字クランクとかはなかったと思います。
私の場合、普通は4時間の教習で済むところをあなたはまっすぐ走ることができないからともう1時間追加で教習を受けました。(もちろん追加料金有)
3.場内技能検定
教習所内で練習したものを練習した通りにテストします。テストの際は助手席に教官は座りません。車内の機会から流れる指示に従って動きます。
ウィンカー、ワイパー、シフトレバーの操作の指示がランダムで出されるので言われた通りに操作し、その後は場内のコースを覚えた通りに走ってクリアしていきます。100点満点で間違えたり上手くできなかったりすると減点されていきます。ここで何故か私は満点を取れてしまいました。
4.筆記試験
試験場に行って受けます。筆記といってもパソコンでの選択問題です。これは基本的にいつ受けてもいいのですが、場内技能検定が受かるまでにはとっておいた方がいいです。これに受からないと次の道路走行教育へは進めません。
そして完全に独学です。何故なら上に書いた通り学科教育では何も教えてくれないからです()
私はここでつまづいて終わりました。一応勉強したしアプリでも練習問題を解いたのにもかかわらず20点くらいしか取れませんでした。(100点満点です)
ルームメイトからは、あれって常識問題だから全然大丈夫だよ!後半とか映像見ながら安全だと思う答え選べばいいだけだし!大丈夫キキなら余裕!と言われて受けた結果がこれです。自分に常識がないことを知りました。
5.道路走行教育(6時間)
場内技能検定と筆記試験に合格した後は、いよいよ道路を走ります。(といっても私はこの段階に行く前に諦めてしまったのですが)
コースがいくつか決まっており、ランダムで割り当てられるようです。
さすがに道路に出るだけあって場内技能より2時間多くなっています。
6.道路走行検定
いよいよ最終段階です。これに受かってしまえばガチで免許取れちゃうので最短2週間で取得しようと思えば出来てしまいます。そんなにスムーズに教習所の予約が取れることはないとは思いますが、それでも運転の上手い人であれば1か月もあれば余裕でしょう。ちなみに道路走行検定は一度落ちると3日経たないと再試験が受けられません。
以上が主な流れです。
この簡単な流れさえクリア出来ないまま一旦日本へ帰国してしまった私は日本で教習所に通うことに決めました。
こんなに運転のセンスがないのに韓国のあのざっくりとしすぎている課程で免許を仮に取得できたところでペーパーになるに決まっているとも考えました。
日本の教習所に通い始めた私は、え、こんなこともやるの?こんなに長く通うの?すごーい、丁寧だあ~と思いました。
しかし、技能教習で言われることは韓国でも日本でもまったく変わりませんでした。
「もっと遠くを見て。今どっちに寄ってるかわかりますか?そういうことを自分で判断していかないと運転できるようにならないんですよ????」
「え、ちょっとちょっと何やってるの!!!!そんなに思い切りアクセル踏んだら危ないに決まってるでしょ!!!!!(怒)」(坂道発進にて)
と言われてもイマイチ何故怒られてるのかピンとこない私。
それどころか、だから運転好きな奴に出来ない奴の感覚なんかわかんねえんだよと教官に心の中で逆ギレ()
そして学科系に関しても効果測定を受ける前の練習問題にさえ合格点が出ない。
「効果測定、コツ」で検索してみます。
↓
《知恵袋》
質問:効果測定を今度うけるのですがコツなどはありますか?
ベストアンサー:あんなもんは常識問題です。普通に受ける前にちょろっと練習すればすぐ受かります。
………。
今までそれだけ無関心なまま人の運転する車に乗ってきたのか。
結局またしても免許が取得出来ないまままた韓国に留学することが決まりこちらへ来てしまったのです。(まだ第一段階)
とにかく期限が迫っているので冬休み帰国次第すぐ教習再開します。
大島凪的人間~「凪のお暇」鑑賞~
芸人さんのラジオを聴くのが私の数少ない趣味のうちのひとつです。
テレビのないワンルーム暮らしでは音がないと病みそうになるので常にラジオを聴いて寂しさを誤魔化しています。
木曜日になるとCBCラジオの#むかいのしゃべり方をいつも聴いています。(今週から火曜日に移動になりました。)
パンサーの向井さんが毎週のように「凪のお暇」というドラマの感想を熱く語っていたので私も気になってparaviを契約し(契約といっても30日の無料期間で終わらせる気)後追いで「凪のお暇」全話観てしまいました。
私、基本ドラマは観ない人間なのでこんなにドラマを一気に観ることはなかなかないんですよね。多分向井さんの熱いトークがなければ観ることもなかったでしょう。
ドラマを観ないようにしているというわけではなく、他人に興味がないのでどうしても入り込めないのです…。ベタな恋愛ドラマの展開も苦手だし医療ドラマや刑事ドラマ、ミステリーにも興味が持てず…。共感能力が低いんですかね?
その点、「凪のお暇」は二人のイケメンに挟まれて揺れるという少女漫画的展開はあるものの話の芯はそこではない、というところが個人的に面白かったところではあります。
一言で言えば人間成長ドラマ。
主人公はいつも周りの空気を読み言いたいことが言えない28歳OLの大島凪。
(なんとなく自分と重なるところあります。私はこのまんま28歳にはなりたくないな…。)
そんな大島凪が自分を変えるべく会社を辞め立川のボロアパートへ引っ越し人生をゼロからリスタートさせるというお話です。
引っ越し先のボロアパートの個性豊かな住民達、ハローワークで出会う癖の強い()女性、前の会社で付き合ってた自分勝手だけど社内や家族の前では空気読みまくりの元彼、等などと繰り広げる面白ストーリー的な。
私は8月の頭にこっちにきて新たな(?)生活を始めました。
とは言っても1年間交換留学で過ごした学校だし交換留学時代に仲良くなった友達もいるので凪とは随分状況は違うのですが、自分を変えたいという目標を持って来たという意味では少し似たようなものを感じたのです。
おまけに…
・言いたいことが言えない
・他人に興味がない
まさに私です。
他人に興味がないから人との会話のキャッチボールが上手くいかないんですよね。
初対面の人と話す時、普通なら気になって質問するでしょ!っていう項目が全然浮かばない…会話続かない…最終的には相手に「なにか気になることないですか?」って言わせてしまう始末…。どうにかしたいです。
それでも他人に興味がなくても人と繋がっていたいてなんなんだろう?寂しいから?友達いないと思われたくないから?人脈を広げて得をしたいから?と自分の中で哲学を繰り広げる今日この頃。
きっと他人に興味が持てれば世界が広がって一層人生が豊かになるんだろうなと漠然と想像はしています。
他人に興味を持つにはどうしたらいいんだろう?そもそも努力して興味って持てるもんなのか?
私的には連続ドラマに興味を持って全話鑑賞できたというだけで大きな一歩なのですが。
ただ現実はやはりドラマのようにはいかないものなのです…。
日本で一人暮らししたことないのでわからないけれど、こちらはマンションの住民との交流なんてゼロです。挨拶どころか、もはやお隣に住んでる人の顔も知りません…。多分学生だとは思うけど…。アパートやマンションのお隣さんと始まるラブロマンス…当たり前だけどないっす(泣)